日常

東京などで緊急事態宣言がまん延防止措置に緩和されて迎えた初めての週末、きのう日曜日の人出は各地で増加した。午後の人出を前の週と比べると、渋谷、品川などで1割から2割増、大阪では主要な繁華街で4割から6割の大幅な増加。

群馬県富岡市の「富岡製糸場」は25日で世界文化遺産登録7年を迎えた。ただ、新型コロナ感染拡大の影響やブームに陰りもあって、入場者数はピーク時の1割ほどに。登録後、最悪の財政難に陥っている。

米国でジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン接種完了者がファイザーやモデルナなどのワクチンの追加免疫接種をすべきかどうかについて議論が高まっている。米国では新型コロナ変異株「デルタ」（インド型）が広がっている。

今月、宅配ピザ店の厨房で撮影された動画に批判の声が寄せられた。こうした迷惑行為が店舗や企業におとがめを受けるのはもちろん、ネットには動画として残り半永久的にさらされる。ネット炎上の当事者はいつまで「十字架」を背負うのか。

自衛隊が東京と大阪で運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターは28日から2回目接種が本格化する期間に入り、7月末まで続く見通しだ。この間、センターで1回目を受ける新規の枠は限られる。

慶応大学は、人のiPS細胞（人工多能性幹細胞）を使って脊髄損傷を治療する臨床研究について、患者の受け入れを始める。リハビリ以外に有効な治療法がない脊髄損傷に対して、iPS細胞で脊髄を再生させる治療は世界的にも報告例がない。

プールはよくて、海水浴場は駄目。神奈川県の大磯ロングビーチと大磯海水浴場で、今夏の営業・開設の可否について判断が分かれた。入場制限など感染対策を徹底できるかどうかに加え、官民の立場といった事情も浮かび上がった。

東京五輪に出場するU-24日本代表FW上田綺世が脚のつけ根付近の肉離れを負い、五輪出場が危ぶまれていることが判明。日本協会関係者らの話を総合すると、上田は代表ドクターの診察を受け、復帰まで4～5週間程度を要する見通しという。

阿部寛が主演を務めたTBS日曜劇場「ドラゴン桜」の最終回が放送され、平均世帯視聴率は20.4%（ビデオリサーチ調べ）だったことが判明。16年前の前作最終回20.3%も上回った。東大専科の合否、「最強助っ人」登場に注目が集まった。

菅首相と野党議員や記者とのやりとりが、かみ合わない。通常国会でも「～ということも事実だ」などの言葉を多用し正面から答えない場面が目立った。こうした決まり文句に専門家は、困難から目をそらそうとする「逃避」の姿勢を指摘する。