日常

鹿児島県薩摩地方・宮崎県南部山沿い・熊本県球磨地方に大雨特別警報が発表された。これまでに経験したことのないような大雨で、災害が既に発生している可能性が高い。命を守るために最善を尽くさなければならない状況で、最大級の警戒を。

10日午前6時過ぎに鹿児島県伊佐市と熊本県の人吉市に新たに大雨警戒レベル5の緊急安全確保が出された。これで午前6時15分現在、大雨警戒レベル5の緊急安全確保が出ているのは鹿児島県ではさつま町と伊佐市熊本県で人吉市となっている。

鹿児島県薩摩地方・宮崎県南部山沿い・熊本県球磨地方に大雨特別警報が発表された。避難指示は3県に出ている。NHKが午前5時50分現在で取りまとめたところ、11万4000世帯余りのおよそ23万9000人が対象。

「災害マップ」では、どこでどんな災害が起きているか、現地ユーザーの投稿を地図に表示している。周辺の状況確認を。

鹿児島県で雨が降り続き、大雨災害発生の危険性が高まっている。薩摩地方で線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」が発表された。土砂災害や浸水、河川の増水・氾濫に警戒を。

西村経済再生相は、休業要請に応じない飲食店に対し取引金融機関から働きかけるよう求める考えを示したが、撤回。「政府の言うこと、やることがめちゃくちゃ」。店への締め付けを強めようとする政府の発想に一斉に疑問の声が上がった。

仏パリ市は、交通安全を促進し、騒音を減らすため、市内の道路の制限速度について8月30日からほぼ全域で時速30キロとする方針を明らかにした。市内の道路は、渋滞が日常化しているため平均速度は15キロ前後にとどまっている。

東京五輪・パラリンピック組織員会は9日、この日の夕方まで有観客と公表していた札幌ドームでのサッカー競技について、急転、無観客とすることを発表した。有観客開催に伴う、首都圏からの往来に関して、北海道から懸念が上がったという。

静岡県熱海市の土石流災害は10日、発生から1週間となる。死亡が確認された70歳女性は、土石流に自宅ごと流されたとみられている。「とにかく明るい女房だった」。結婚して約35年連れ添ってきた夫は「今はほっとしている」。