日常

菅首相が最も避けようとしてきた五輪シナリオで着地せざるを得なかった。8日決定した緊急事態宣言下の無観客開催。有観客開催への執念を見せたものの、結果としてコロナ感染再拡大封じ込めに失敗し、万事休す。首相は窮地に。

バングラデシュの首都ダッカ近郊ルプガンジの食品加工工場で8日、火災が発生し、AFP通信は9日、警察当局の話として、少なくとも52人が死亡したと報じた。

庁舎にサウナを持ち込み問題となった大阪府池田市の市長が、9日辞表を提出した。7月中に記者会見を開き、今後の身の振り方を明らかにするとしている。

東京五輪のために9日来日したイスラエルの選手団の1人が、羽田空港の検疫で新型コロナウイルスの陽性となったことが判明。陽性となった人は隔離施設で待機することになり、航空機の座席の位置情報などをもとに、濃厚接触者がいないか調査。

JR東日本は9日、2020年度の駅別の1日平均乗車人員ランキングを発表した。新型コロナウイルス禍で東京駅は新幹線利用者が減少し、3位から4位へ転落した。4位だった横浜駅が1988年度の統計開始以来初めて3位に上がった。

平井デジタル相は9日、資産報告関係の書類を訂正すると明らかにした。保有していたIT企業株の記載漏れがあったのが理由で「隠すつもりはなく、私の不注意で適正に管理できていなかった。深く反省しなければいけない」と釈明。

神奈川県平塚市で、事前キャンプを行っていたリトアニアのオリンピック選手1人が、新型コロナウイルスの検査の結果、陽性だったことが判明した。同市では、現時点でリトアニアの水泳選手やコーチ、計10人がキャンプを行っていた。

九州では明日10日、「線状降水帯」発生のリスクがあり、激しい雨が長く続いて大雨となる恐れがある。また中国地方でも断続的に強い雨が降り、これまで大雨が降ったところでは、引き続き土砂災害に警戒が必要。

明日10日も西日本を中心に断続的に強い雨が降り、特に九州の東シナ海側では「線状降水帯」形成のリスクがある。土砂災害の種類と予兆、避難のタイミングを解説。

加藤勝信官房長官は9日の記者会見で、酒類の提供停止に応じない飲食店に対し、取引金融機関から順守を働き掛けてもらうよう求める方針を撤回したことを明らかにした。西村康稔経済再生担当相から連絡を受けたと説明した。