日常

米国の製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンが、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、最終段階の治験で、全体で66%の予防効果が確認されたと発表。同社のワクチンは、接種が1回で完了するため、迅速な普及が期待されている。

ジョンソン英首相が28日に行った、新型コロナのワクチン接種センターの視察が波紋を呼んでいる。都市封鎖が実施され、国民が旅行の自粛を求められる中での視察に、スコットランド自治政府の首相は「不要な旅行だ」と批判。

三井製糖は28日、大手卸業者などに対し、砂糖の出荷価格を1kgあたり5円値上げすると通知。値上げ幅は、2～3%ほど。新型コロナによる輸送の停滞などで、「粗糖」が値上げしたことによるもの。砂糖を多く使う和菓子店の店主からは困惑の声も。

立憲民主党は29日、自民党の山口泰明選対委員長が衆院の本会議場で電話に出たとして自民側に抗議した。議院運営委員会の与党理事が、着信音と通話を確認した。本会議での携帯電話利用は禁止すると申し合わせている。

新型コロナウイルスがもたらした「新しい日常」のひとつが「会食の回避」。一人で外食を、という状況に、どんな楽しみを見いだすか。漫画「孤独のグルメ」の原作者に話を聞いた。

体操男子で16年リオ五輪団体金メダルの白井健三が4月1日から日体大の任期制教員として採用されることが29日、同大学から発表された。今春に日体大大学院を修了予定、その後は助教となる。

昭和・平成・令和と元号が変わり、教育現場にも変化が見られる。クレヨンは「肌色」が消え、アルコールランプはカセットコンロに移りつつあるという。

コロナ禍の物流を支えるトラックドライバーが深夜の食事に困っている。高速道路にあるサービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)の多くの飲食店が20時で閉店しているためだ。トラックドライバーが「食堂難民」と化している実態がある。

NHKが管理職を約3割削減し、職種別の採用を一本化するなどの人事制度改革を行うことが、関係者への取材で分かった。受信料の値下げや世帯数の減少で長期的な収入減が見込まれ、子育てや介護で転勤が難しい職員が増えていることなどに対応する。

加藤勝信官房長官は29日の記者会見で、菅内閣が国庫から支出した官房機密費（内閣官房報償費）が、昨年9月の発足から4カ月半で5億円に上ることを明らかにした。このうち「政策推進費」が約3億6千万円。