日常

日本文学振興会は「第165回芥川龍之介賞・直木三十五賞」の選考会を開き、芥川賞は、石沢麻依氏「貝に続く場所にて」、李琴峰氏「彼岸花が咲く島」が選出。直木賞は、佐藤究氏「テスカトリポカ」、澤田瞳子氏「星落ちて、なお」に決定。

東京五輪のため来日しているIOCのバッハ会長が菅首相のもとを訪れ、大会を成功させるべく協力を呼びかけた。バッハ会長は「われわれは一つの船に乗っている。今回の東京大会はオリンピックの歴史を書き換えるだろう」などと語った。

政府は売り上げが減った酒の販売事業者への支援金を拡充する新たな対策を取りまとめた。政府は4度目の緊急事態宣言を受けて、酒の販売事業者の経営が困難になる恐れがあるとして、都道府県が支払う支援金の上乗せ額を拡充する。

平井デジタル相が保有していたIT企業株を巡り、売却益にかかる所得税を申告していなかったと判明。問題のIT企業株購入の時期は内閣府政務官を務めており、政務三役在任中の株取引自粛を求める大臣規範に違反していたと週刊文春が報じた。

厚生労働相の諮問機関「中央最低賃金審議会」の目安小委員会は、2021年度の地域別最低賃金（時給）の引き上げ幅について28円を目安とすることを決めた。引き上げ幅は過去最高で、全国平均で現在の902円から930円に引き上げられる見通し。

広島への原爆投下後に降った「黒い雨」で健康被害を受けたとして、広島県内の男女84人が被爆者健康手帳の交付を求めた訴訟の控訴審判決で、広島高裁は14日、84人全員に交付を命じた1審・広島地裁判決を支持し、国側の控訴を棄却した。

衆参両院の事務局は14日までに自民党岸田派の秘書4人が新型コロナウイルスに感染したと発表。岸田派は8日に東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いていた。

かつて日産自動車と仏ルノーを率いていたカルロス・ゴーン被告は2019年12月、日本から逃亡した。どのようにして東京の街を気付かれずにすり抜けたのか、なぜ大きな音楽機材の箱が選ばれたのか、逃亡劇について詳細を語った。

きょう東京都が確認した新型コロナの新たな感染者は1149人だった。1日の感染者数が1000人を超えたのは、5月13日以来となる。先週の水曜日と比較して229人増えた。

立憲の安住国対委員長は、自民の森山国対委員長と会談し、西村経済再生担当相の辞任を求めた。酒類提供を続ける飲食店との取引を停止するよう酒類販売事業者に要請した問題などを受け、「コロナ対策の司令塔にふさわしくない」と判断した。