日常

新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が2日、埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県に出され、発令中の東京都、沖縄県と合わせ対象は6都府県に広がった。感染力が強いインド由来の変異株（デルタ株）が猛威を振るい、政府は対応に苦慮する。

東京五輪で決勝トーナメントに進めなかったバレーボール女子日本代表は、次期監督の有力候補にVリーグ、JTで監督を務める吉原知子氏が挙がっていることが判明。中田久美監督の任期は東京五輪までとなっていた。

東京五輪での日本選手の活躍に、政府与党は積極的に祝意を発信。新型コロナ禍で開かれた五輪の成功を、次期衆院選の追い風としたいところ。ただ、菅内閣の支持率は低迷しており、回復材料になるとも言い切れない。

大リーグ機構（MLB）は2日（日本時間3日）、7月の月間最優秀選手（MVP）を発表し、ア・リーグではエンゼルスの大谷翔平が2カ月連続で受賞した。日本人野手の複数回受賞は史上初の快挙。

4回目の緊急事態宣言が発令されている東京都で、都民が外出を控える程度を示す「自粛率」が、東京五輪の開幕後に上昇し、自粛傾向がみられることが、読売新聞などの分析でわかった。「ステイホーム観戦」が進んでいた可能性がある。

静岡県熱海市伊豆山（いずさん）地区の土石流災害は3日で発生から1カ月。2日までに22人の死亡が確認され、5人の行方が分かっていない。避難者は今も約300人に上り、熱海市内2カ所のホテルに身を寄せている。

65歳以上の高齢者向けの新型コロナのワクチン接種が、7月31日の時点で1回目が約86.2%、2回目が約75.5%に達したことが内閣官房の集計で分かった。政府は、7月末までに希望する全ての高齢者への接種完了を目標に掲げていた。

海面を自動航行する無人装置と全地球測位システムを利用し、雨雲のもとになる海上の水蒸気を観測する新システムを、海洋研究開発機構のチームが開発した。今後の豪雨予測につなげたいとしている。

緊急事態宣言が発令された6都府県で、新型コロナウイルスに感染して自宅療養している人が約3万人に上ることが2日、分かった。先月21日時点では約9千人で、わずか10日余りで3倍に急増した。

東京オリンピック（五輪）野球・準々決勝で、日本が米国にサヨナラ勝ちし、準決勝進出を決めた。1点差の9回に柳田の内野ゴロの間に同点に追いつき、無死一、二塁から始まるタイブレーク方式の延長を制した。