土中にいた「娘」と待つ聖火

「娘の名札をつけて、一緒に走りたい」。津波で宮城県石巻市立大川小6年だった次女を亡くした男性は、聖火ランナーとして走る日を待ちわびる。コロナを巡り迷いもある。だが今だからこそ「復興五輪が開かれる意味がきっとある」と信じる。