限界露呈したWHO 改革に兆し

WHOが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言してから、30日で1年。未曽有の危機を通し、米中など主要加盟国には強い態度を取れないWHOの限界が露呈した。その反省から、権限強化に向けた改革の議論が進む兆しが出ている。