コロナで暴かれた 正義の危うさ

未知の感染症とたいじする中、自分や家族を守ろうとする「正義」の危うさが暴かれている。30年前、ある薬害エイズ患者が未来に向けて肉声を残していた。「警告だけはしておく。何かあった時にこそ、自分の人間としての価値が問われる」。