功名心で市民犠牲 元記者後悔

雲仙・普賢岳噴火から30年。91年6月の大火砕流では、避難勧告を無視した報道陣に巻き込まれる形で消防団員らが犠牲に。「他社より迫力ある絵(映像)を撮りたい、その功名心が市民まで殺してしまった」。元記者が当時を振り返った。